メイキングその1

概要

まだ完成していない絵のメイキングを書きます。 この頃はこんな描き方をしていたんだなと振り返ることが目的です。

構図を決める

頭の中で人形を動かして、紙に案をいくつか描きます。

今回描くのは縦長の旗を持っているキャラなので、その旗が全部映るポーズを考えます。 人体の構造からして無理がないようなポーズにする必要があるので、結局ポーズ集を見ながら案を出しました。

この過程でできた紙は処分したのでありません・・・。


2024年2月9日追記

処分してなかったです。

スキャンしたもののよく分からないことになってたので、白飛びした線や補足を追記しています。

どういうポーズにして、どういう向きで描こう?というのを、勇ましいところを描きたいなとか、どうしたらこの子の魅力を伝えられるだろうかとか考えました。

構図


下描き(+主線+下塗り)

決めた構図を元に下描きを描きます。 今回はiPadのProcreateというソフトを使いました。 Procreateは画面いっぱい描画に使えるので広々しているのが良いです。 ただ、CLIP STUDIOのあの操作どうすればいいんだっけ?と戸惑うことが多く使いこなせていないです。

あまりにもバランスとかが良くなかったので、タイムラプスは途中からにしています。 大まかな形を描いて、もっとしっくりくる形になるように粘土を盛ったり削ったりするイメージで進めます。

下描き(gif)

紫色の線が下描き、黒色の線が主線、塗った色が下塗りです。 本当は紫色の線が下描きの下描き、黒色の線が下描きになる予定でした。 ちなみに下描きで色を塗るのは、線を引くだけだと飽きるからで、意味はありません。

下描き

ペン入れ(主線を綺麗にする)

下描きだと線が沢山あるので1本に決めます。薄い色で描いた下描きの上から黒色でなぞって進めます。 今回は、下描きのつもりで描いた線がそこそこ綺麗だったので、それをさらに整えることにしました。 この作業からはiPadのCLIP STUDIOというソフトに切り替えました。

今回は、微妙に違和感がある箇所を直したり、前の作業で削り残していた部分を完璧に削ったりしました。 また、スカートのところが消しゴムで消したつもりが白色で塗りつぶしているので、この後直しました。 削り残しが見えやすいように、背景を白色以外にしています。

ペン入れ

色塗り

色を塗ります。ちなみに、この作業段階でも気に入らない主線は描き直します。 引き続きiPadのCLIP STUDIOを使いました。

塗ったところの透明度が0%になっているか(透けていないか)見えやすいように、背景を白色以外にしています。 靴下っぽい黄土色の箇所を見ると、完璧に塗りつぶせておらず、背景の色が透けて見えるのが分かるかと思います。

このキャラは、少し赤みのある白(ベージュ?クリーム色?)がベースになっているので、背景を青みがかった色で塗りつぶすことにしました。

色塗り

続く

後は背景として何か付け足して終わりな気がします。

Vimのすすめ

概要

この記事は misskey.dev ユーザー Advent Calendar 202320日目の記事になります。 私の好きなエディタ Vim について話そうと思います。

Vimのいいところ

キーボードのみで操作が完結する

マウスを使わず、ホームポジションを維持したままファイルの編集ができます。

例えば、()の中だけ消したいときは、di(とキーをタイプするだけで済みます。

起動がとても速い

プラグイン(ユーザが追加する便利機能)を詰め込みすぎなければ、起動に時間がかからないです。

使わない機能のためのファイル読み込みなどを停止(または遅延)することで、起動時間をミリ秒単位で短縮することに喜びを見出す人もいます。

ヘルプが詳しく書いてある

Vimを使ってるときに、このコマンドってどういう意味なんだっけ…と気になったときには、:helpコマンドからみっちり書かれた説明を開くことができます。

ヘルプの実体は、docディレクトリ内の.txtファイルなので、突然(?)PCがオフラインになっても安心です。

起動時の処理について余すことなく書いてある例。暇なときはヘルプを見ると楽しいです。

starting - Vim日本語ドキュメント

おすすめの人

自分の使うものにこだわりたい人

お気に入りの見た目にして、コードの補完もしてもらうようにして、好きなコマンドをキーマップに追加して…という作業を通して、自分だけの最強エディタが作れます。

逆に言うと、設定しなくてもいい感じに動くエディタを求めている人は合わない可能性があります。

思考のスピードで編集したい人

この言葉は、 編集中に、例えばこの行要らないな〜と思ったら、ddとキーボードをタイプするだけで終わります。

マウスを使って範囲選択したり、行頭に移動してShiftキーを押しながら行末まで移動しなくてもいいんです。

お題に対していかに少ないキーで編集を完了できるかを競う、VimGolfなる競技があるほど、速く編集したいという欲求は留まることを知らないのです。

インストール方法

各OSでのインストール方法の説明があります。 www.vim.org

雑多なのでまとめ直しました。

Windowsの場合

インストーラーを実行することでインストールする方法が、1番シンプルで分かりやすいです。

おそらく1番最新に近いであろうインストーラーはこちら。(言語が英語なので注意) github.com

有志の方が、素のVimに日本語のヘルプなどをまとめたものを配布しています。 www.kaoriya.net

Macの場合

Homebrewからインストールできます。

私の手元にMacOSがないので、正確には、インストールできるそうです。としか言えないですが…。

brew install vim

Linuxの場合

お試しであれば各ディストリビューションのパッケージマネージャーからインストールするのが良いと思います。

一応、ソースコードからビルドするのが1番だよ!難しくないよ!と説明があります。

apt-get install vim
pacman -S vim

終わりに

Vimを知るのは難しいですが、Vimをきっかけに技術方面の知識もついたので、出会って良かったと思っています。

また、他の人や自分の一次創作キャラをイメージしたカラースキーム(画面の色の設定)を作っています。

自作カラースキームその1

github.com

自作カラースキームその2

github.com

Let's 楽しい Vimライフ!!